コンビニ本部社員の労務管理

最近担当のSVさんと話をしていて、どうやら以前に比べて会社(本部)から社員に対して勤務時間や残業や休日に対してかなり厳しくチェックが入ってるらしいです。
コンビニといえば24時間営業が当たり前で、世間一般ではオーナーや店長が休みなしや夜勤をやったりしているイメージが強いのでしょうが、本部のSV(OFC)さんも負けず劣らず長時間勤務の休日返上で仕事、というのがこの業界の常識でした。
昨年の電通社員の過労自殺の事件を経ての、世の中の労働に関する目が厳しくなった結果でしょう。
私の担当のSVさんはこの事に歓迎するどころか、むしろ仕事を時間内に終わらせることができなかったり、夕方以降になかなかお店を回れなくなって困っていました。
コンビニ業界で長く仕事している人は、どちらかというと長時間勤務に対する感覚が麻痺している人がほとんどなので、今さら長時間働かずにさっさと帰れ、何て言われても困るのは当然のように思います。

私達コンビニFC店のオーナーや店長の立場から本音を言わせてもらうと、人手不足が年々強まりシフトが埋まり辛い皺寄せが全てこちらにきて労働条件は悪化する一方なのに、何で本部社員ばっかり、何て思っている人が大半でしょう。
そういえば以前、ファミマの社員が週4日勤務を導入、なんて話題もありましたっけ?
SVさんはサラリーマン、つまり雇われ、オーナーは個人事業主だから立場が違う、というので筋が通ってしまうのですが、それはそれで本部はオーナーに対して冷たいんじゃないの?と思います。
せめてオーナーの勤務状況を良くする施策も考えて欲しいな?と思ったりします。
今の現状では世間一般的に見て、コンビニ経営は魅力がなく見えますし、オーナーの成り手もいなくなってしまうように思います。

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8月のコンビニ

さて8月に入りましたね。
小売業は最大の商戦期であります。
ですが今年は天候の変動が激しく、極端に暑くなったと思いきや急に涼しくなったり、晴天の日が例年に比べて少なく、何だかぱっとしない天気が続いています。
本来なら盛夏であれば発注もイケイケドンドンですが、今年は多くのコンビニ店舗で発注に頭を悩ましているのではないでしょうか?
多くのコンビニでは8月は夏休みやお盆休み、イベントも各地で多く行われて一番売り上げが高い月です、
例外は夏休みで学生が激減する大学の近くや、お盆休みで人が激減するオフィス街、冬がピークのスキー場周辺でしょうか?

今月特に売り上げが一気に伸長するのはおにぎりやサンドイッチ、アイスクリームやソフトドリンク類などでしょう。
特にアイスクリームや炭酸飲料は暑ければ暑いほど売れます。
スポーツ系のイベントがあったり海の近く、釣り場の近くであればかちわり氷も相当売れます。
以前ある海岸の近くのサークルKに立ち寄ったら、通常のリーチイン以外にかちわり氷をストックする小型の冷凍庫を何台も売場に設置している店舗を見たことあります。
それほど氷の需要は凄まじいのでしょう。
冷やし中華しゃざるそば等の冷やし麺も当然暑ければ暑いほど売れます。
これらは在庫には注意しておきたいです。
グループで来店されて一気に在庫が減るのはよくあることです。
逆に雨で一気に涼しくなると、これらの売り上げはぱたっと落ちますし、大量に廃棄がでることもよくあることです。

とにかくコンビニにとっては、夏は暑ければ暑いほど売上をとれるチャンスだということです。

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コンビニのアルバイトは廃棄の弁当を貰えるか?

つい最近BSフジで「北の国から」が40周年という事で、これまでの放送を全部再放送していました。
私は「北の国から」が大好きで連ドラはあまり詳しくないのですが、84年以降のスペシャル版はこれまでに何度も見ています(家族に呆れられています)。
この「北の国から 2002時代」の中で吉岡秀隆さん演じる純が、内田有紀さん演じる結が働いているコンビニで、賞味期限が切れている弁当を貰う、というシーンがありました。
今でしたらこのようなシーンは問題になったり、議論になったりしかねないのですが、そこは2002年と今から15年も前なので許されるのでしょう。

タイトルの「コンビニバイトは廃棄弁当を貰えるか?」についてですが、
結論から言ってしまうと、廃棄の弁当をお店のアルバイト店員にあげるのはできません。
何故かというと、現物による給与支給に当たるからです(私が税理士事務所の方から聞いた話です)。
店員さんは現金で給料を頂いているのに、廃棄の弁当を持ち帰るのは不正な所得を得ていると、税務署は判断されるのだそうです。
それと倫理的な問題ですが、廃棄弁当の持ち帰りを行っていると、中には感覚がマヒしてしまいお店の物は持ち帰ってもいいや、という心理が働く人がいます。
そこから内引きという内部不正が発生する恐れがあります。
そういった理由から、廃棄弁当を貰うことは禁止、というスタンスをとっているお店がほとんどだと思います。

本部の直営店などでは、廃棄弁当を従業員に「持って帰っていいよ」なんて言うところはまずないでしょう。
では、オーナー店ではどうでしょうか?
オーナーさんが「持って帰っていいよ」と言ったものに関しては従業員さんは貰っても問題ありません。
貰った従業員さんには何の罪もありません。
だからと言っては何ですが、あげないオーナーさんがケチかと言えばそうではありません。
廃棄弁当をあげたオーナーさんは前述のように現物による給与支給を行っていることになり、もし税務署の調査が入り発覚したら、オーナーさんは追加徴税されるでしょう。
私が税理士事務所の方に聞いた話では、税務署はコンビニのゴミ袋の中まで確認して、ちゃんと廃棄弁当を捨てているか確認するそうです。

私が学生の頃は、同級生でもコンビニでアルバイトしている人がいまして、廃棄の弁当をもらって毎日食べて食費を浮かしている、なんて言っていましたが、それも20年近く前の話なのでいろいろと緩かったのでしょう。
確かに廃棄した弁当を捨てるのはもったいないです。
この仕事をしていると、こういったもったいない、という感覚がマヒして廃棄弁当をゴミ袋に詰めるのが一つの作業になってしまいがちです。
だからといって廃棄になった弁当を従業員が勝手に持ち帰ることはできないのです。

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残業が100時間までならOK?

タイトルはちょっと過激ですが、

国会では残業時間についての審議がなされているみたいです。

参考記事(以下引用)
残業規制については、労使合意による協定(36〈サブロク〉協定)を結ぶことを前提に、「月45時間、年360時間」を「原則的上限」に設定。繁忙期などの特例として、年間の上限を「720時間(月平均60時間)」にする▽月45時間を超えられるのは6カ月まで▽とくに忙しい時期の上限は「2~6カ月の平均でいずれも月80時間」を上限にする――ことも固まった。

通常の労働時間は1日8時間で週に5日勤務で週の労働時間は40時間、というところでしょうが、日本のほとんどの会社は週40時間では仕事が終わらないでしょう。
労働基準法をきちんと守れない会社の方がまだまだ多いのではないでしょうか?
審議では繁忙期は月最大100時間の残業を認める方針みたいですが、
例えば月25日間勤務なら4時間の残業で100時間になります。
一日の合計労働時間は12時間となります。
毎日12時間働いて休みは週一日。
はっきりいってこれが過酷か普通かは人それぞれなのかもしれません。
若い方は、これはブラックだと感じるでしょうが、30半ば以上で、普段から長時間労働している方には何ともないのかもしれません。

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コンビニにおいてですが、雇われ店長が長時間労働している問題があります。
雇われ店長というのは本部の直営店以外は、各お店のオーナーに雇用されているので、勤務形態はそのオーナー次第です。
大概は管理職扱いとなりますので、私が予想するに管理職手当が払われます(もしくは給料に含まれている)が、代わりに残業代は出ないところが大半ではないでしょうか?
私の知る限り、雇われ店長さんでも毎日10時間や12時間お店にいる方は普通にいらっしゃいますが、経営者であるオーナーからすれば、いちいち残業代までは払えない、というところが大半なのではないでしょうか?
それくらいコンビニで店長を雇って十分な利益を出すのは難しいのです。
私もオーナーさんに雇われて店長をしていた頃も、給料に残業手当などありませんでした。
ただ、年に2回ボーナスを頂いていたので、その辺りは有り難かったかな、と思ってます。
今の私はオーナー兼店長でもあるので、店長を雇って過酷な労働をさせている、ということはないです。
(むしろ私が過酷な労働をしています)

もう一つコンビニの長時間労働で知って頂きたいのは、私のようなオーナー兼店長をしていて、長時間働かざるを得ない状況にいる方は大勢いることです。
理由は昨今深刻な人手不足であったり、経営状況がよくなくて人件費が使えない、など様々です。
オーナーらしき人が毎日毎日夜勤をしていて、昼間は常にずっと同じ女の人(つまりオーナーの奥さん)がいるコンビニをよく見かけるかもしれませんが、今の大半のコンビニ経営者はほぼ長時間お店にいると思われます。
経営者なんだから当然だ、経営者が楽をしようなんて甘い、と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、労働者だけでなくコンビニ経営者の長時間労働も国会とまではいかなくても、少しは新聞等で扱って頂けたらなぁ、少しは状況は変わるかな?なんて思ってしまいます。

コンビニ店長は休みが取れるか?

世間一般でのコンビニの店長やオーナーのイメージというと、24時間営業で大変そう、とか、休みがなさそうで大変だね、といったよくない印象が多いようです。
では実際にはどうなのか?
私の知る限り人により、です。
本当に休みなく毎日毎日10時間以上お店にいるオーナーさんもいます。
毎日毎日10時間以上でなくても、ほとんどのコンビニオーナーさんは年間でほぼ休みなくお店にいるのではないのでしょうか?
ですが、中には週2日しっかり休みを取られている方もいますし、店長を雇ってお店にはほとんど来ないオーナーさんもいます。
私はコンビニの店長を始めた頃はオーナー店の店長として雇われたのですが、そこのオーナーさんはほとんどお店に顔をださない方でした。

どうすれば休みを取れるのか?
一つは、従業員をしっかりと育てて、自分がいなくてもある程度お店を回せる状態にしておくことです。
従業員を育てることはコンビニに限らず、どこの職場でも同じでしょうが、特にコンビニの場合は社員ではなくてパートさんやアルバイトさんをメインに雇わなくてはならないので、その人たちをいかに戦力化するかが大事です。
私もあまり人の事は言えないのですが、店長やオーナーは自分で何でもやろうとしまいがちで、パートさんは基本的な業務(例えばレジ接客とか清掃、品出し)をこなす以上のことまで教わってない場合が多いです。
発注業務だったり、精算業務だったり、もうワンランク上の業務を任せられる人がいれば、自分が出なくてもお店を回せることはできるでしょう。

もう一つは、自分が休むことにより経費(人件費)は膨らみますので、それでもよいか判断できる事です。
例えば自分+パートさん1人の計2人でシフトをやりくりしている場合、自分が休む時には1人分の人件費が余計にかかります。
自分が10時間入っていたら、例えば時給800円だとして一日当たり8000円の人件費が増加します。
人件費が増えれば、その分の利益は減ります。
毎月利益が十分にでているお店は毎週この8000円の負担があっても大して痛くないのですが、売り上げがあまりよくないお店は利益も当然低いので、そこをどう判断するか?です。
雇われ店長さんは、完全な歩合制で雇われてない限り、月給は変わらないので、ある程度の利益を残せれば休みを取れるような体制を築くべきでしょう。
ただ、私もですが経営者であるオーナーが店長をしている場合、自分が頑張れば手取りも増えることになりますので、凄い儲かってるお店ではない限り、休まずに頑張ってしまいがちです。

最近は特に労働者の労働時間や残業時間について世間的に注目されていますが、大半のコンビニオーナーや店長からしたら、何の話だ!?と言った感じではないでしょうか?
ただ我々も人間なので、経営者とはいえあまりに長時間労働したり、休みがなかったりすると壊れてしまいます。
体も壊しがちですし(私は腰が弱い)、精神的にも壊れてきます。
その辺を考えて、オーナーさんはシフトのやりくりと自分の休みをうまく調節する事も大切でしょう。

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