配偶者控除の見直し

少し前の話題ですが、配偶者控除の見直しが国会でなされました。
配偶者のパート年収を150万円満額控除
http://lite.blogos.com/article/199866/

そもそも、配偶者控除とは主婦の方の年収が103万以下の場合に、世帯主さんの所得から38万が引かれて、その分所得税が安くなる、という制度です。

それが今回の見直しで、103万から150万になることに決まりました。

 

コンビニでは、主婦のパートさんが多いと思うのですが、これまで年末になると年収が103万円を超えないようにシフト調整を余儀なくされる人も多かったと思います。

年収103万というのは、月額で8万5千円ほどで、時給800円に換算すると週に4日を1日6時間ほどの勤務でしょうか。

控除額が103万から150万になれば、収入が増えることを気にせずに働け、収入も増えるでしょう。
これは雇う側も働く側も喜ばしい事です。

なんせ、たくさん働いて収入が増えすぎるのを抑える、なんてことは普通の家庭の主婦の方からしたら、ちょっとバカらしい話ではないでしょうか。

また、昨今の人手不足の状況では、多くの人を雇ってシフトを埋めるよりも、一人の人にできるだけ長い時間シフトに入ってもらわざるを得ない状況になります。

うちのコンビニも、今は私を含めて6人でシフトを回していますから。

 

ただ、130万円の社会保険の扶養控除は残ります。
結局は主婦のパートさんのパート収入の上限が103万から130万になる人が増えるだけ、という事になりそうです。

名ばかり、とは言うものものの

さて、7年か8年ほど前に名ばかり店長という言葉が有名になりました。
例えるなら、ハンバーガーチェーンで店長してて、長時間労働で、管理職扱いだから残業代もでない。
その頃コンビニで店長をしていた私も他人事ではないなぁと思ってたりしました。
当時の私はおおよそ週1日の休日で毎日10時間から12時間はお店にいました。
もちろん給料は固定給で残業代などありません。

この労働時間が今でいうブラックに当たるかどうか?はちょっと今回は触れません。
当時のお店のオーナーからは、一日に何時間働くかではなく、

アルバイトのシフト管理から、廃棄ロスの管理までして店を上手く回して利益をだすのが店長の仕事だ、

というようなニュアンスのことを言われました。
つまり、労働時間うんぬんではなく、しっかり店舗運営して利益が出せれば、別にどれだけ休もうが構わない、
どれだけ残業しようが残業代など払わないよ、店長とはそういうものだ、という事です。

ある意味好きにやらせてもらったと思います。
ただ実際は売上が微妙な店だったので、店長である自分が週休2日を取れるほど人件費は使えませんでした。
当時の私も名ばかり店長に当たるのでしょう、

ただし私の知る限りでは、もっと過酷な労働時間のコンビニ店長さんがみえるのも多く知ってます。

また、ネットの某掲示板を見ていると、休みなしで毎日12時間もお店にいるのがもう何年も続いてたりとか、

夜勤者が急に休んで、30時間勤務になった等の書き込みを目にしたこともあります。

 

コンビニ本部の社員さんも最初は本部直営店の店舗勤務でこのような洗礼を受けるみたいです。

コンビニ本部の社員さんは、新卒で採用されるとまずお店に配属になり、副店長→店長→SV(営業担当として7~8店舗を受け持つ)へとなるわけですが、

あるSVさんは、店長になって最初にいった店は従業員が3人しかいなかった、とか、

店長時代は寝袋を持参してお店のバックヤードで寝ていた、とか、

3日くらい家に帰れなかったなどと平気で言ってました。

この業界で店長や、本部の社員をしている人は、世間一般の勤務時間に関する感覚からはかけ離れていて、ある意味マヒしていると言っていいでしょう。
でもまだ、業界の中で私は恵まれている方かな?と思ってしまいます。

あくまでも私が思うに、勤務時間が長かったり、お店にいる時間が長くても、楽しくレジ接客や、売り場作りや、発注ができていれば、周りにどう見られようが、どう思われようがそれはそれでいいのでは?と思います。