好調な時と不調な時

コンビニの売り上げにおいて、好調か不調かどう判断するかというと、前年の同時期と比べる方法がよく取られます。
前年の同月に対して今月は売り上げや客数が100%を超えているか、超えていないかで判断します。
100%超えなら好調でしょうし、逆に100%を割るようなら前年よりも業績が悪化している、ということになります。
ちなみに私のお店は今年の1月と2月は100%を超えました、
が、今月は今のところちょっと厳しい状態が続いています。

商売には波があるのはつきもので、常に売り上げプラスが続くことはなかなかないことでしょう。
なぜならお店の周辺の商圏人口や競合店の状況は毎年毎年変わっていくものでしょうし、今の時代こういった外的要因はお店にとって良くなることよりも悪くなることの方が多いように思います。
ただ、厳しい商圏環境でも概ね好調を維持しているお店は結構存在してまして、そういったお店は気持ちのいい接客をしていたり、売り場が整然としていたり、清掃が行き届いていたり、商品量が多かったりといわゆるQSCレベルが高かったりします。
逆に接客レベルが低かったり、売り場がごちゃごちゃしてたり、汚かったり、棚に商品が少なくてスカスカしているお店は、やはり売り上げを落としていたりしています。

今月は出だしはあまり良くないものでしたが、これから暖かくなったり、春の行楽期に入りますので、出だしの不調を取り戻すくらいお客さんがふえてくれたらな~と願っています。

セーブオンがローソンに

少し前の話題ですが、

セーブオンとは群馬県を本社に置くローカルなコンビニで、主に群馬県を中心に新潟県や長野県、富山県などで店舗展開してたみたいです。

既に群馬県以外の店舗はローソンに変わったみたいで、今回の発表により全ての店舗でローソンに変わるみたいです。

私もかなり昔ですがセーブオンには何度か入った事があります。
NB(ナショナルブランド)商品などは大手のコンビニと大差ないのですが、おにぎりや弁当などのフードや、ファーストフードなどは見た目から見劣りがするなぁという印象でした。
こういった独自のブランドの商品力は、資金が多い大手の方がどうしても有利になるので仕方ない面があると思います。
ただ、セーブオンの特徴として、弁当が他のコンビニより格安だったり、39円のアイスがあったりして、独自の路線はあったみたいです。
特に群馬県の中ではローカルコンビニとして県民の間に強い愛着があったみたいです。

コンビニの再編は最近やたら活発で、大きいところでファミリーマートとサークルKサンクスの合併や
ココストアとの合併があります。
小さいチェーンには小さいチェーンなりの面白さがあると思うのですが、大きいチェーンに飲み込まれたりして独自性が失われていくのは、個人的にはどうかなぁと思います。
いずれはセブンイレブンとローソン、ファミリーマートのみになってしまうのはあまりに寂しく思います。
ファミリーマートやローソンの本部のお偉い方々は、そんな事よりも小さいチェーンを自分たちの物にすることしか考えてないでしょうが。

コンビニのサービスは過剰か?②

さて、先日の記事でコンビニのサービスについて考えてみました。
今のコンビニに、レジで商品を売る事以外に、どれくらいのサービスがあるのか、挙げてみましょう。
・公共料金などの収納代行
・宅配便の受付
・ネットで購入した商品の受け取り
・銀行ATM
・LoppiやFamiポートなどの端末を使った支払い
・コピー機
・FAX

ざっとこんなものでしょうか。
意外と少ないし、昔から変わってないような気がします。
そんな気がするのですが、実は年々中身が増えたり、複雑になってたりします。

例えば宅配便の受付ですが、基本的には店頭で荷物を受け付けて、お客様に伝票を記入してもらい、サイズや送り先をレジに入力します。
少し応用として、複数の荷物を預かったり、送り先が空港やゴルフ場だったりすると専用の伝票があったりします。
あとはyahooオークションで落札した商品を送る宅配サービスも以前からあります。
そこに最近は、メルカリなどのフリーマーケットサイトで落札した商品を発送する専用のサービスなんかがあります。
また店頭で伝票を記入せずに、運送会社のネットサイトで登録して荷物をコンビニに預ける、なんてことも最近はできるみたいです。
宅配便でも種類が多くて、この仕事が初めての人にいきなり説明しても頭の中はパニックになるでしょう。

ネットで購入した荷物の受け取りにしても、楽天だったり、アマゾンだったり、そのコンビニのネットサイトからだったりで、それぞれ持ち込まれる運送会社が違ってきたりします。

コンビニ内に設置されてるLoppiやFamiポートなどの機械ですが、これを使ってできるのは、いろいろな支払い(本当にいろいろあって、お客様に聞かれても、こちらはすぐに分からない事が多いです)や、チケットの購入やサッカーくじtotoの購入などなど。
最近はネットで入手したクーポンを発券したり、電子マネーにチャージしたりできます。
複雑です、ホント。
セブンイレブンでは、オムニセブンなる自社のネット販売の端末まであるみたいですね。

コピー機も今や複合コピー機と呼ばれ、FAXが送れたり、住民票や印鑑証明書などの発行ができたりと、行政サービスも行っています。

こうやって書いてみても、扱っているサービスって多いなぁ、と思います。
本音を言うとこれ以上増やさないでくれ、なんですが、コンビニの本部は利便性の飽くなき追求をやめようとしません。
ですが、こういったサービスを私達コンビニの店長や店員は全て理解して、すぐさま対応できるのか?と言えば、決してそうではないと思います。
次々と複雑になるサービスに振り回されているのが現状です。
こういった事を導入する本部の方々は頭のいい方ばかりなんでしょうけど、今の現状で現場にいる人たちが働きやすいのか考えてほしいものです。

節分の恵方巻きとノルマ

2月3日は節分ですが、節分といえば私の子どもの頃は豆まきをして鬼退治をして福を呼び込む日、という認識が強いです。
近年では巻き寿司を食べる日、としてすっかり定着した感があります。
この巻き寿司を節分に食べるのは元々は関西の一部の地区の風習だったみたいですね。
しかも食べ方があって、その年の恵方(今年なら北北西)を向いて、巻き寿司を切らずにかぶりつく、食べている間は一切喋らない。
関西地方の風習なので、私が子どもの頃はそんな事知らなかったし、流行りもしなかったと思います。

さて、この恵方巻きですが、元々は恵方巻きという言葉は文献にもなく、wikipediaによると、1998年頃にセブンイレブンが勝手に名付けて、全国へ流行らせたようです。
私のコンビニチェーンでも数年前までは、この巻き寿司を丸かぶり寿司として売っていたのに、ある年に突然、セブンイレブンに合わせるように恵方巻きと名前を変えました。
このネーミングからして胡散臭さ満載に感じるのは私だけでないでしょう。

この恵方巻きですが、昨年あたりからネット上で売れ残って大量に廃棄ロスになった商品の写真がアップされたり(恐らく大量廃棄を目の当たりにした従業員が惨状を知ってもらいたくてやったのでしょう)、
予約獲得のノルマが酷い、ノルマ達成できないて買わされるというような書き込みが話題になったりしてます。
クリスマスケーキもそうなんですが、恐らくはコンビニ本部から社員に販売ノルマが課されて、社員(SV)から担当のお店へ販売目標という名のノルマが課されて、お店のオーナーによっては従業員にノルマを課す、ノルマを達成できなかったらか、仕方ないので自分で購入する(いわゆる自爆買い)というような流れだと思われます。
この自爆営業はお店のパートさんもそうなんですが、お店のオーナーも本部のSVも当たり前のように行っています。

こうした状況に、最近の本部は敏感になっているのかは分かりませんが、今年はSVから恵方巻きの販売目標の話はほとんどありませんでしたし、お店に置いて当日売る分に関しても売れ残っても仕方ないので、売れる分だけいれてください、と言われています。
以前は大量にとってお店の入り口前にテントを張って寒い中外で販売、ということもやりました。

まともな神経を持ち合わせた人間なら、恵方巻きが売れ残ったからといって大量に廃棄するのは嫌だし、かといって売れ残った分を自分で買い取るのも違うと思います。

コンビニにおけるこういった習慣はなくなってほしいと思います。

外国人旅行客の増加とコンビニ

昨年、日本を訪れた外国人の観光客は2000万人を越えて過去最多だったみたいですね。
私の住む地域も観光地として一応名を馳せているので、街中では外国人をたくさん見ます。
あくまで私が感じる傾向として、普段の平日の観光客の半数以上は外国人ではないか?というくらい外国人で溢れてます。
ただ休日や、GW、お盆や春休みなどの行楽シーズンになると日本人観光客の割合が一気に高くなるように思えます。

私の経営するコンビニは観光地のど真ん中にあるわけではないのですが、最近は毎日外国人旅行客のお客様がみえます。
外国人が来ない日はない、といってもいいでしょう。
(まぁ近所に住んでいる外国人の方何人か知っていますが、その人達以外で、です)
3~4年前も外国人のお客様は結構みえてたように思うのですが、さすがに毎日来店があるわけではなかったです。
以前は観光バスが止まって多くの外国人がバスから降りてきて来店、というパターンが結構あったのですが、最近はバスが止まって外国人、というのはめっきり減りました。
うちの従業員からすると、このバスが止まって外国人、というのはある意味恐怖だったと思います。
何を言っているか分からないし、日本語が通じないし、向こうは集団なので。
お店にとっては売上的にはいいお客様です。
最近多いのは、レンタカーで外国人一家やカップルでの来店が多いように思います。
異国の地でレンタカーを借りて旅行、何てことは私には恐ろしくて考えられないのですが(海外旅行なんてしたことがないので)、それほど今の日本は安全な国なのでしょう。

外国人旅行客の相手に接客もいろいろと大変ですが、お店にとってはいいことが多いので、インバウンド景気が今後も伸びる事を期待します。