Amazonとクロネコヤマト

クロネコヤマトのヤマト運輸がドライバーの長時間労働や人手不足などから、荷物の扱い量を減らすように労働組合が求めているようです。
背景にはAmazonの配送サービスが大きく関与してるみたいです。
Amazonは以前は佐配送に川急便と提携していたみたいですが、数年前にヤマト運輸に変更したみたいです。

今週のテレビ東京系「ガイアの夜明け」でも、運送会社のドライバーさんが取り上げられてましたし、その中で元ヤマト運輸のドライバーさんが会社相手に訴えてるのも見ました。
やはりAmazonの扱いが始まってから仕事が激増して耐えられなくなって辞められたみたいです。

ネットでの買い物は便利な反面、その代償を運送会社のドライバーさんが払っているのでしょう。
特にAmazonは私も以前はたまに利用してましたが、荷物の大半は配送量無料だったり、翌日配送などのサービスがあります。
運送会社に対しても、取引量の多さを盾に強気に出ているのではないか?と思います。

コンビニでもネットで購入した荷物を店頭で受け取れるサービスを行っています。
自宅でなかなか受け取れない人には都合がサービスだと思います。
主にAmazonや楽天などですが、特にAmazonは以前は一日に一回しか納品がなかったのですが、今は朝昼夕方とドライバーさんが荷物を持ってきます。
以前はなかった時間指定のサービスが始まったのでしょう。
ドライバーさんはやはりヤマト運輸です。
ただ、夕方に店にきた荷物をお客様が1時間以内に取りに来るか?というと、すぐに取りにみえるお客様は滅多にいません。
ひどい時は2~3日後に取りにみえたり、更に酷い時は店にきた荷物を1週間たっても取りにみえず、そのまま返品、という事もあります。
コンビニの受け取り時間の指定までのサービスは必要なかな?と思います。

以前に比べると、お店に納品されるAmazonの荷物の量は確実に増えています。
お店としては、店頭受け取りの荷物があるだけで微々たるものですが、手数料が入ります。
とはいっても、レジでのオペレーションは結構時間を取られるものなので、荷物が増えるのが歓迎か?といえばそうではないです。

荷物を自宅で受け取る人よりも、コンビニまで受け取りに行く人が増えれば、運送会社のドライバーさんの負担も減るでしょうが、コンビニ側としてもあまり荷物が増えてもなぁ…という風に思います。
保管スペースもいっぱいいっぱいだし、ただでさえ扱いサービスが多く大変です。

最近は過剰なサービスを追及しすぎではないでしょうか?
少しくらい不便な位でも人はそれに合わせて生活できると思います。

プレミアムフライデーについて

今年から月の最後の金曜日は15時で仕事を切り上げて、余暇を満喫しよう、といういわゆるプレミアムフライデーという取り組みが経団連や経済産業
省主導で行われるようです。
決算などの関係で毎月ではないみたいですが。

余談ですが、私が子どもの頃のバブルの時代には、経済界主体の取り組みがあったかは知りませんが、金曜日の夜は花金(花の金曜日)などと言われていました。
ハナキンデータランドなんていう、ランキングのテレビ番組が金曜日のドラえもんの後くらいに放送されてて、見てた記憶があります。

このプレミアムフライデーに便乗して、ファミリーマートでは、おでんやお惣菜のセールなども行っているようです。

では、このプレミアムフライデーですが、今日の夕方以降に本当に多くの人が多い仕事を切り上げて贅沢な消費をするのでしょうか?
大企業や公務員だけで、中小企業には関係ないなんて声も聞こえてきます。
特に私の住む地域は田舎なので、あまり関係のないことだと思われます。
うちのコンビニもプレミアムフライデーだからといって、いつもより忙しくなればいいのですが、多分いつもと変わらないでしょう。
そもそも、金曜日、特に月末の金曜日は普通どの企業も仕事が多く、忙しくて早く仕事を切り上げることは難しいのではないのでしょうか?

個人的に思う事ですが、ちょっと迷惑な取り組みになりかねないよいな気がします。
もし私が公務員か会社勤めをしていたら、逆に歓迎しているかもしれませんが。

今日の夕方以降少しでも売上が伸びる事を期待してます。

深夜の営業について

私はコンビニの24時間営業は不要だと思うが、本部との契約なので深夜も営業してる、と先日書きました。
深夜営業を辞めたら困る人も中にはいるわけで、そのうちの一人が今夜勤で働いているスタッフだと思います。
うちのコンビニでは夜勤専属のスタッフが一人いて、彼に週6日夜勤をやってもらってます。
もう1日は私ともう一人で交代して入ってます。

うちのコンビニでは深夜は23時を過ぎれば早朝の5時くらいまでお客様は少ないです。
1時間当たり一桁台がほとんどで、0の時もあります。
繁華街や高速道のSAを除いて、ほとんどのコンビニがそんなものだと思います。
この時間に働いているスタッフは何をしているかと言いますと、
おにぎりやサンドイッチなどのフードが納品されますので、それらを検品して棚に並べたり、
床やトイレなどの清掃をしたり、
中華まんの蒸し器や、揚げ物などのファーストフーズが入った什器の清掃や、フライヤーの清掃、
コーヒーマシーンのメンテナンス、
売り場の品出しをしたり手直し、
雑誌や新聞が早朝に納品されるので、それらを並べる、
早朝になったら、中華まんの仕込みを行う
などが挙げられます。
もちろん、その間にお客様が来店されれば、レジも行います。

24時間営業をやめれば、これらの業務を違う時間に持ってこなければなりません。
特にフライヤーやコーヒーマシーンなどは日中は需要が高いので電源を落とすわけにはいきません。
また、お客様も多く来店されるので、フライヤーの清掃に割く時間があれば、レジ接客したり、売り場の手直しをした方がいいでしょう。
そして何より経営している者として心苦しいのは、今頑張って夜勤を入ってもらっているスタッフの雇用を奪うことです。

深夜の営業をしていて怖いのは、強盗が来るのではないか?という問題があります。
幸いにして私は10年以上コンビニ店長をやっていますが、一度も強盗被害には遭ったことがありません。
うちも田舎とはいえ、数年ごとにコンビニ強盗がニュースになったりします。
まぁ強盗については日ごろから対策はしているので、絶対にないとは言い切れませんが、夜勤者には絶対に抵抗はしないで、命だけは落とさんようにね、とは話してあります。

24時間営業

今年に入ってからファミリーレストランの24時間営業の見直しがされているみたいですね。
「ロイヤルホスト」は先月で全店舗で24時間営業をやめたみたいです。
「ガスト」などの「すかいらーく」グループも4月までに225店で24時間営業をやめるみたいです。
背景として一番にあるのは慢性的な人手不足や、長時間労働が問題視されていることでしょうか?

私が学生の頃は既にコンビニはもちろん、牛丼チェーンもファミレスも24時間営業していました。
スーパーも「ダイエー」や「マックスバリュー」や「西友」などで24時間営業していたお店もあったと記憶してます。
ただ、私自身田舎でしか生活したことがないので、他にも24時間営業しているお店はあったと思います。

数年前に牛丼チェーンの「すき家」で深夜のワンオペ(いわゆる一人勤務)が問題となり、一定期間深夜営業を取りやめてたことがありました。
今では普通に深夜も営業してますが…。

コンビニを経営している者として、コンビニでの24時間営業は必要か?と問われれば、あくまで個人的な考えですが不要だと思います。
ですが、私は本部との契約に沿う形で24時間営業をしていますし、不要だと思うと書きましたが、24時間営業を自発的に辞めることはないでしょう。
矛盾しているようですが、契約なので深夜も営業してますよ、と。

よく真夜中にお客さんは来るのか?と聞かれますが、夜中の2時だろうが3時だろうがお客様は0ではありません。
日によっては2時台が0人だった、という日もありますが、夜中だろうがお店の前を車は通りますし(数は昼間に比べたら圧倒的に少ないですが)、近くで24時間稼働している工場もあります。
ただ深夜に来店される方にとって、コンビニは24時間営業しているから来店されるのであって、もし営業時間が23時までだったとしたら、人は23時閉店に合わせて必要なものを閉店時間前までに買いに来るでしょう。

コンビニ本部にとってみれば、ファミレスが全店24時間営業をやめたくらいで、「じゃあ、うちも深夜は営業をしないようにするか」という風には絶対になりません。
むしろ世間は人手不足が深刻なので、人材が流れてくるチャンスと捉えてしまうだけでしょう。
2008年くらいだったと思うのですが(うろ覚えですみません)、京都市で店舗の24時間営業を取りやめる条例をつくろうとする動きがありました。
その時にうちのコンビニチェーン本部は猛反対して、京都市内のオーナーさんの署名を集めたこともあったみたいです。
よほど国が動かない限り、コンビニで24時間営業がなくなることはないと思います。

コンビニのサービスは過剰か?②

さて、先日の記事でコンビニのサービスについて考えてみました。
今のコンビニに、レジで商品を売る事以外に、どれくらいのサービスがあるのか、挙げてみましょう。
・公共料金などの収納代行
・宅配便の受付
・ネットで購入した商品の受け取り
・銀行ATM
・LoppiやFamiポートなどの端末を使った支払い
・コピー機
・FAX

ざっとこんなものでしょうか。
意外と少ないし、昔から変わってないような気がします。
そんな気がするのですが、実は年々中身が増えたり、複雑になってたりします。

例えば宅配便の受付ですが、基本的には店頭で荷物を受け付けて、お客様に伝票を記入してもらい、サイズや送り先をレジに入力します。
少し応用として、複数の荷物を預かったり、送り先が空港やゴルフ場だったりすると専用の伝票があったりします。
あとはyahooオークションで落札した商品を送る宅配サービスも以前からあります。
そこに最近は、メルカリなどのフリーマーケットサイトで落札した商品を発送する専用のサービスなんかがあります。
また店頭で伝票を記入せずに、運送会社のネットサイトで登録して荷物をコンビニに預ける、なんてことも最近はできるみたいです。
宅配便でも種類が多くて、この仕事が初めての人にいきなり説明しても頭の中はパニックになるでしょう。

ネットで購入した荷物の受け取りにしても、楽天だったり、アマゾンだったり、そのコンビニのネットサイトからだったりで、それぞれ持ち込まれる運送会社が違ってきたりします。

コンビニ内に設置されてるLoppiやFamiポートなどの機械ですが、これを使ってできるのは、いろいろな支払い(本当にいろいろあって、お客様に聞かれても、こちらはすぐに分からない事が多いです)や、チケットの購入やサッカーくじtotoの購入などなど。
最近はネットで入手したクーポンを発券したり、電子マネーにチャージしたりできます。
複雑です、ホント。
セブンイレブンでは、オムニセブンなる自社のネット販売の端末まであるみたいですね。

コピー機も今や複合コピー機と呼ばれ、FAXが送れたり、住民票や印鑑証明書などの発行ができたりと、行政サービスも行っています。

こうやって書いてみても、扱っているサービスって多いなぁ、と思います。
本音を言うとこれ以上増やさないでくれ、なんですが、コンビニの本部は利便性の飽くなき追求をやめようとしません。
ですが、こういったサービスを私達コンビニの店長や店員は全て理解して、すぐさま対応できるのか?と言えば、決してそうではないと思います。
次々と複雑になるサービスに振り回されているのが現状です。
こういった事を導入する本部の方々は頭のいい方ばかりなんでしょうけど、今の現状で現場にいる人たちが働きやすいのか考えてほしいものです。