ファミマの社員が「週休3日」を選択できる制度を導入

29日の日経新聞に出ていました。

ファミマ、介護など条件に週休3日制導入
全社員5800人が選択可

コンビニ経営をしている立場からの意見ですが、タイトルだけ見ますと、オーナーに対して喧嘩売ってんの??って感じですね。
このニュースを知って反感を覚えたコンビニオーナーや店長の方もいらっしゃったでしょう。
コンビニの多くの店舗は今人手不足で悩んでいると思います。
アルバイトの募集をしてもなかなか集まらない、シフトが埋まらないためにオーナーや店長が必然的に長時間勤務になったり、休みを返上で働かなくてはならない状況になっているお店が多いかと思います。
コンビニというお店自体が24時間365日営業で無休なわけなので仕方ないのですが、それをバックアップする本部は?というと決して24時間営業ではありませんし、365日無休でもありません。
私の知る限りでは、私のチェーンの社員は週休2日で仕事をしています、日曜日は何かない限り、しっかりと休まれておられます。
といってもSV(スーパーバイザー)クラスの話で、その上の方々の勤務状況はどうなのかは分かりません、ただSVに聞いた話では、上司は毎日夜遅くまで勤務で、休みはほとんどなし、だそうです。

日経新聞にでてた上記のニュースですが、よく読みますと、全部の社員が週休3日になるわけではなくて、社員の生活環境によっては週3日の勤務も選択できる、とのようです。
ただしまだ検討段階で正式決定ではないようです。
まぁ、週休3日といっても毎週金土日と休みになるわけではなくて、大抵は休みが週に2日で、月に一週程度3日間の休みがある週がある、といった程度だと思われます。

こうして本部社員の労働環境はよくなるのに、オーナー側の労働環境や経営状況がなかなか良くならない現状は如何なものかな?と思わざるをえません。

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コンビニのアルバイトは廃棄の弁当を貰えるか?

つい最近BSフジで「北の国から」が40周年という事で、これまでの放送を全部再放送していました。
私は「北の国から」が大好きで連ドラはあまり詳しくないのですが、84年以降のスペシャル版はこれまでに何度も見ています(家族に呆れられています)。
この「北の国から 2002時代」の中で吉岡秀隆さん演じる純が、内田有紀さん演じる結が働いているコンビニで、賞味期限が切れている弁当を貰う、というシーンがありました。
今でしたらこのようなシーンは問題になったり、議論になったりしかねないのですが、そこは2002年と今から15年も前なので許されるのでしょう。

タイトルの「コンビニバイトは廃棄弁当を貰えるか?」についてですが、
結論から言ってしまうと、廃棄の弁当をお店のアルバイト店員にあげるのはできません。
何故かというと、現物による給与支給に当たるからです(私が税理士事務所の方から聞いた話です)。
店員さんは現金で給料を頂いているのに、廃棄の弁当を持ち帰るのは不正な所得を得ていると、税務署は判断されるのだそうです。
それと倫理的な問題ですが、廃棄弁当の持ち帰りを行っていると、中には感覚がマヒしてしまいお店の物は持ち帰ってもいいや、という心理が働く人がいます。
そこから内引きという内部不正が発生する恐れがあります。
そういった理由から、廃棄弁当を貰うことは禁止、というスタンスをとっているお店がほとんどだと思います。

本部の直営店などでは、廃棄弁当を従業員に「持って帰っていいよ」なんて言うところはまずないでしょう。
では、オーナー店ではどうでしょうか?
オーナーさんが「持って帰っていいよ」と言ったものに関しては従業員さんは貰っても問題ありません。
貰った従業員さんには何の罪もありません。
だからと言っては何ですが、あげないオーナーさんがケチかと言えばそうではありません。
廃棄弁当をあげたオーナーさんは前述のように現物による給与支給を行っていることになり、もし税務署の調査が入り発覚したら、オーナーさんは追加徴税されるでしょう。
私が税理士事務所の方に聞いた話では、税務署はコンビニのゴミ袋の中まで確認して、ちゃんと廃棄弁当を捨てているか確認するそうです。

私が学生の頃は、同級生でもコンビニでアルバイトしている人がいまして、廃棄の弁当をもらって毎日食べて食費を浮かしている、なんて言っていましたが、それも20年近く前の話なのでいろいろと緩かったのでしょう。
確かに廃棄した弁当を捨てるのはもったいないです。
この仕事をしていると、こういったもったいない、という感覚がマヒして廃棄弁当をゴミ袋に詰めるのが一つの作業になってしまいがちです。
だからといって廃棄になった弁当を従業員が勝手に持ち帰ることはできないのです。

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北の国のコンビニ「セイコーマート」

私は一度だけ北海道に行ったことがあります。
もう7年も前になります。
北海道のコンビニはセブンイレブンでも、ファミマでもローソンでもなくセイコーマートが一番のシェアを占めています。
セイコーマートとは北海道のローカルコンビニなのですが、北海道の中では圧倒的な存在感を示しています。

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(↑の画像は7年前に撮ったものなので古いです)
北海道に旅行に行った際には何度も立ち寄らせて頂きました。
何せ、高速道路のPAに入ると必ずセイコーマートがあるわけです(当時)。
普通高速道路のPAというと、トイレと売店と自販機(あるいはトイレと自販機)がセットになってあるわけですが、北海道のPAは売店でなくてセイコーマートがあるわけです。

当時の記憶を辿ると、セイコーマートは他のコンビニとは違う!というか、結構衝撃なことがありました。
まず、店内に厨房があって手作りのおにぎりやお弁当がたくさん売り場に並べられてました(画像がなくスミマセン)。
今でこそローソンの一部の店舗では店内厨房がありますが、7年前というとローソンで店内調理が始まる何年も前の事です。
しかも私が入ったセイコーマートはどこの店舗でも店内調理を行っていました。
あとは、惣菜類がとても豊富に品ぞろえされていること。
コンビニというよりは、ミニスーパーといっていいでしょう。

地方のローカルコンビニはどんどん大手に吸収されていっているので、セイコーマートは何としても生き残ってほしいですね。
北海道でもセブンイレブンが勢力を伸ばそうとしていると思いますが、負けないでほしいと思います。

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牛乳も当然ながらPB(プライベートブランド)の「北海道牛乳」です。

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コンビニのレジの年齢ボタン その②

先日の記事で紹介した「客層ボタン」ですが、私自身のそれにまつわるエトセトラを書いていきます。

私はコンビニで働いているので、他のコンビニで買い物をする時は自分がどのボタンを押されるのかな?と気になって店員さんの手の動きを見てしまう時があります。
(ただしお店によってはレジの向きがお客様側から見えないように置いているところもあるので残念なのですが…)
私は一応まだ30代なのですが、残念ながら「40代」のところを押されるのが多いです。
実年齢よりも老けて見えるのでしょう。
30代を押してもらえることもたまにあります。
20代を押して貰えることはないのですが…。

ある集まりの席で、他の方同士の会話をなんとなく聞いていたのですが、
「コンビニのレジは年齢を押すボタンがあるみたいだけど、俺は何歳のボタンを押されているんだろう?」
などと話されているのを耳にしました。
その方は当時50代後半の年齢で、白髪も目立っていた方だったのですが、私は頭の中で「あんたは60歳以上だよ」と突っ込みました。
決してその方が嫌いだとか(むしろ尊敬できるお方ですし、当時いろいろとお世話になった方です、今もですが)、そういうわけではないんですけどね。

もう10年ほど前ですが、私が店長になって2年か3年目の頃に入ったアルバイトスタッフさんを教えていた時の事です。
彼は鬱病で長い間引きこもっていたのですが、勇気をだして社会にでて働こうという気になったみたいで、私も当時人手不足だったのと、私自身の経験不足からあまり考えずに彼を採用したのです。
レジを教えるときに、「客層ボタン」についてもちゃんと説明するわけです。
「客層ボタンはお客様の性別や年代から判断して押してください」と、こんな感じ。
それでとりあえずレジ操作の説明や練習なども一通り終えて、実際に私が横につきながらお客様相手にレジをするようになりました。
彼は緊張しながら商品のバーコードをゆっくりとスキャンして、金額を伝えるわけですが、お客様がお金を出された後、なぜか5秒くらい固まって、ようやく客層ボタンを押して会計が終了するわけです。
その後も一緒についてレジをやりながらも、そんな状態が続くわけです。
何かレジがえらい遅いな、慣れないからまだ仕方ないのかな?などと考えていたわけですが、彼が帰った後、他のスタッフさんと話してみると、「それって客層ボタンでどこ押していいか悩んでいるんじゃないですか?」と言われました。
そこでようやく客層ボタンを押す前に固まってしまう理由に気づきました。
真面目に教わった事を忠実に守ろうとしてる!
ちょっと嬉しくなりましたが、いかんせん元引きこもりで、しかも鬱病の彼には、コンビニの仕事のスピード感や覚える量に付いていけずに数週間で辞めていきました…。

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コンビニのレジの年齢ボタン

コンビニのレジには「客層ボタン」といって、会計の最後に押すボタンがあります。
レジで受け取ったお金を打ち込んで、その後に押します。
するとレジが開いてお釣りが渡せるようになります。
この「客層ボタン」を押さないと、レジが開きませんし、開かないとおつりを渡すこともできません。
イメージとしてはこんな感じ↓

右側の青と赤のボタンです。
「客層」という字のそのままの如く、買い物をされたお客様が男性(青色)か?女性(赤色)か?
男性だったら年代は?10代?20代?30代?40代?50代?
同じく女性だったら年代は?10代?20代?30代?40代?50代? それとも10代未満?60歳以上?
をお客様を見て、頭の中でパッと判断して押すボタンです。

この「客層ボタン」によるデータはお店のパソコンで見ることができて、例えば朝7時台にはどの性別や年代の方がどれだけお買い物されたか?などと数値化して確認することができます。
また、私がこの仕事を始めたばかりの10年以上前は、その時指導してくださった店長さんから、この「客層ボタン」のデータによって商品開発に役立てている、なんてことも教わりました。

ただし、コンビニの店員さんが「客層ボタン」を正確に押していないと、このデータは全く信憑性がありませんし、正確に押している店員さんははっきり言って少ないでしょう。
男性か女性かはパッと見や、声などで9割方間違えないでしょうが、難しいのは年代です。
特に30歳代や40歳代の方はどちらかなんて初めて見る人には判断がつかない方が多いでしょう。
店員さんの立場からぶっちゃけて言わせてもらうと、ほとんどのコンビニ店員は「客層ボタン」なんて適当に押しています。
(真面目にボタンを選んでいるコンビニ店員の方々、すみません)
というか、レジが並んだり、買い上げ点数が多かったりすると、いちいち目の前のお客さんをみて判断する余裕などない、というのが正直なところです。
店員さんによっては「男性30代」しか押さない、と決め打ちをしている人もいるくらいです。
ですので、上述の通り、「客層ボタン」のデータはほとんど信憑性がないと言えます。
私自身、コンビニ本部の方から「客層ボタン」を正確に押してください、などと指導された事は一度もありません。

近年は、ローソンでの「ponta」やファミマの「Tポイントカード」、セブンの「nanaco」などの会員カードを持っている人が多いので、その会員カードに登録されている個人のデータを元にいろいろと分析がなされているところです。
もちろん、個人情報なので、特定の個人の細かい買い物履歴を調べることまではしていないでしょうが。
「客層ボタン」はもはや今の時代にはそぐわないものなのでしょう。
レジを打つ立場からしたら、あまり「客層ボタン」は意味がないので、なくしてくれないかな?なんて思うわけです。

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