コンビニとインバウンドの需要

私の住むところは、観光地として名を馳せており、特に近年は外国人観光客が非常に増えてます。
昔から外国人の観光客はみえたのですが、近年は行政の方も市役所に海外戦略課があったり、外国人の日本観光のメジャーな観光ルートの中に組み込まれていたりするみたいです。
私が経営しているコンビニは観光地のど真ん中にあるわけではないのですが、一応幹線道路沿いにあり、車で来店される方がメインとなってます。

私のお店にやって来られる外国人のお客様の来店パターンはいくつかあり、
大型の観光バスが駐車場に停まり、集団で来店される。
レンタカーで家族や、仲間で来店される。
自転車で来店される。
徒歩で来店される。

今までの体験上、4つが多いと思います。
最近は②が多いでしょうか。
①の観光バスが停まった時は、お店の中は物凄いことになります。
外国人が一気に20人か30人ほど降りてきて、それまで店内は閑散としてたのに急に賑やかになります、しかも会話は当然日本語ではありません。
どの国からみえる方が多いかというと、言葉から想像すると中国や韓国が圧倒的に多く、英語圏の方もよくみえます。
もちろん、私を含めお店のスタッフに中国語やハングルが分かる人はいなく、何を言っているのか分からない状態。
レジは画面の金額を指さししたり、英語が通じるお客様なら、片言の単語でやりとりしてます。
スタッフにR君という多少英語のできる(と言っても話せるわけではないが)若いお兄ちゃんがいて、彼にいろいろと単語とかを教わったり、彼のやり取りを見て参考にしてたりしてます。

先日は人手不足で私が夕方一人で勤務しているときに(いわゆるワンオペですね)、バスがとまり、レジ私一人に対して多くの中国人(?)のお客様の接客をしなくてはいけない状況になりました。
レジにはお客様が並ぶ並ぶ。
しかも日本語が通じない(ありがとうぐらいしかお互いに分からない)。
夕方なので仕事帰りの常連のお客様も結構みえて、常連さんもこの状況にはかなりびっくりしてました。

こういった事が不意に起こります。
ただ、経営してる身としては、一度に数千円使われる方が多いので、ありがたいなぁと思います。

実はNHKニュースで全国放送されたことがあります。

私の住む地域は雪国で、冬はかなり冷え込み(-10℃まで下がる時もあります)、当たり前のように雪が降ります。
昨年の今頃も、今年も雪があまり降ってなくて、全く積もってないのですが…。

ただ、年によって降雪量は大きく変わってきます。
それは数年前の今くらいの時期でした。
まだクリスマス前だというのに、寒波が日本にやってきて、大雪…。
しかもさらさらなパウダースノーではなく、重たい雪…。
この大雪で高速道路が通行止めになりました。
また、国道もこの重たい雪によって倒木が生じ、至る所で通行止めになりました。

高速道路が通行止めになると、物流がマヒします。
おにぎりやパンを納品するトラックがやってこない…。
納品がないので、コンビニのオープンケースはスッカラカンに近い状態になりました。
外は雪が積もってましたので、私は途方にくれながら、雪かきをしてました。
そんな時、急に駐車場に停まった車から降りた男性にいきなり声をかけられました。

「N●Kだけど、今どこのコンビニもこの雪で物が入ってこないよね。店長さん、ちょっとカメラに向かって一言
喋ってもらってもいいかな?」

私はその男性に促されるまま、店内に入り、商品のないスカスカのショーケースを前にカメラを向けられ、インタビューされました。

ひょっとしたらテレビに出るのかな?なんて思いながら、ウキウキ…はしませんでした。
だって雪が酷くてこちらはそれどころではありません。

ですが、やはりその夜のN●Kのニュースで私のインタビューが映ったようです。
私は22時過ぎまで仕事で、肝心な自分が喋ったニュースは見れませんでした。

翌日以降、馴染みの常連客さんとの話題になったことは言うまでもありません。

この大雪の被害はこれだけではなくて、
その後に大雪によって、そこらじゅうで木が倒れました。
この倒木によって電線が各地で切れたり、電信柱が倒れたりして停電になってしまいました。
うちのコンビニも例外でなくて、30時間くらい停電状態になり、とんだ災難にあったのでした。

今日はクリスマスイブ

クリスマスと言えば、クリスマスケーキやクリスマスプレゼントですが、
コンビニではやはりクリスマスチキンは外せないでしょう。

今年の各チェーンのチキンは、
ナナチキ…セブンイレブン
ファミマプレミアムチキン、ファミチキ…ファミリーマート
黄金チキン、Lチキ…ローソン
といったところが主力でしょう。

ナナチキが断トツに高いですが、味はやはりそれなりに美味しいのでしょうか?
私はまだ食べてません。
人気はファミマのファミチキとプレチキが一番だと聞きます。

うちのコンビニも今日はチキンの予約だけで200本以上入っています。
予約プラス店頭販売分も揚げなくてはなりません。
午後からは、ひたすら揚げなくてはならないでしょう。
まぁ、年に一度のイベントなので、楽しんでやろうと思います。

配偶者控除の見直し

少し前の話題ですが、配偶者控除の見直しが国会でなされました。
配偶者のパート年収を150万円満額控除
http://lite.blogos.com/article/199866/

そもそも、配偶者控除とは主婦の方の年収が103万以下の場合に、世帯主さんの所得から38万が引かれて、その分所得税が安くなる、という制度です。

それが今回の見直しで、103万から150万になることに決まりました。

 

コンビニでは、主婦のパートさんが多いと思うのですが、これまで年末になると年収が103万円を超えないようにシフト調整を余儀なくされる人も多かったと思います。

年収103万というのは、月額で8万5千円ほどで、時給800円に換算すると週に4日を1日6時間ほどの勤務でしょうか。

控除額が103万から150万になれば、収入が増えることを気にせずに働け、収入も増えるでしょう。
これは雇う側も働く側も喜ばしい事です。

なんせ、たくさん働いて収入が増えすぎるのを抑える、なんてことは普通の家庭の主婦の方からしたら、ちょっとバカらしい話ではないでしょうか。

また、昨今の人手不足の状況では、多くの人を雇ってシフトを埋めるよりも、一人の人にできるだけ長い時間シフトに入ってもらわざるを得ない状況になります。

うちのコンビニも、今は私を含めて6人でシフトを回していますから。

 

ただ、130万円の社会保険の扶養控除は残ります。
結局は主婦のパートさんのパート収入の上限が103万から130万になる人が増えるだけ、という事になりそうです。

名ばかり、とは言うものものの

さて、7年か8年ほど前に名ばかり店長という言葉が有名になりました。
例えるなら、ハンバーガーチェーンで店長してて、長時間労働で、管理職扱いだから残業代もでない。
その頃コンビニで店長をしていた私も他人事ではないなぁと思ってたりしました。
当時の私はおおよそ週1日の休日で毎日10時間から12時間はお店にいました。
もちろん給料は固定給で残業代などありません。

この労働時間が今でいうブラックに当たるかどうか?はちょっと今回は触れません。
当時のお店のオーナーからは、一日に何時間働くかではなく、

アルバイトのシフト管理から、廃棄ロスの管理までして店を上手く回して利益をだすのが店長の仕事だ、

というようなニュアンスのことを言われました。
つまり、労働時間うんぬんではなく、しっかり店舗運営して利益が出せれば、別にどれだけ休もうが構わない、
どれだけ残業しようが残業代など払わないよ、店長とはそういうものだ、という事です。

ある意味好きにやらせてもらったと思います。
ただ実際は売上が微妙な店だったので、店長である自分が週休2日を取れるほど人件費は使えませんでした。
当時の私も名ばかり店長に当たるのでしょう、

ただし私の知る限りでは、もっと過酷な労働時間のコンビニ店長さんがみえるのも多く知ってます。

また、ネットの某掲示板を見ていると、休みなしで毎日12時間もお店にいるのがもう何年も続いてたりとか、

夜勤者が急に休んで、30時間勤務になった等の書き込みを目にしたこともあります。

 

コンビニ本部の社員さんも最初は本部直営店の店舗勤務でこのような洗礼を受けるみたいです。

コンビニ本部の社員さんは、新卒で採用されるとまずお店に配属になり、副店長→店長→SV(営業担当として7~8店舗を受け持つ)へとなるわけですが、

あるSVさんは、店長になって最初にいった店は従業員が3人しかいなかった、とか、

店長時代は寝袋を持参してお店のバックヤードで寝ていた、とか、

3日くらい家に帰れなかったなどと平気で言ってました。

この業界で店長や、本部の社員をしている人は、世間一般の勤務時間に関する感覚からはかけ離れていて、ある意味マヒしていると言っていいでしょう。
でもまだ、業界の中で私は恵まれている方かな?と思ってしまいます。

あくまでも私が思うに、勤務時間が長かったり、お店にいる時間が長くても、楽しくレジ接客や、売り場作りや、発注ができていれば、周りにどう見られようが、どう思われようがそれはそれでいいのでは?と思います。