コンビニは飽和なのか?飽和でないのか?

大分以前から言われている問題に「コンビニの店舗数はもう飽和状態にあるのか?」というものがあります。
以前は国内において5万店を越えたら飽和だとか言われていましたが、現在は5万5千店ほどあるみたいです。
もう飽和点を越えている、というのが一般論でしょうか。

ファミマ社長「コンビニは間違いなく飽和状態」
記事でもファミリーマートの澤田貴司社長も飽和状態だと強調されてます。
それに対してローソン竹増社長は店舗数はまだまだ出店のアクセルは緩めない考えです。
ローソン社長「まだまだ店舗は増やせます」

ローソンは昨年の夏までは業界2位の規模でしたが、ファミリーマートとサークルKサンクスが統合したことにより業界2位から3位に転落したわけですから、店舗数の増大を考えるのは本部として当然だと思いますし、株主など対外的な立場上、もう飽和してるから店舗数を増やすのは難しい、などととは言えないでしょう。
セブンイレブンもまだまだ出店はいける派ですが、現状のコンビニ業界はセブンの一強に近く勢いは他のチェーンとは違うので、失礼ながらセブンがまだまだいけると言うのと、ローソンがまだまだいけると言うのでは訳が違うように思います。

日払い可能なコンビニバイト・飲食店バイトはココ

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ただファミマの澤田社長はこれまでのコンビニ業界の中でかなり異色な考えを持っているというか、現場の状況をよく理解して、本部の都合だけでなくお店の都合をより理解して課題を解決していこうとしているように思います。
私のようなコンビニを経営している立場からすれば、9割以上のオーナーさんは飽和かどうかの話になったら、間違いなく飽和と答えるでしょう。
単純に日本の人口はどんどん減っているのに、コンビニの店舗は増えても経営が成り立たないところが増えていくと考えるのが普通だと私は思います。
経営が成り立たないというのは一つは売り上げの問題で、同一商圏内にお店の数が増えれば増えるほど、それぞれのお店の売り上げは落ちていきます。
お店はある程度の売り上げがないと当然利益がとれなく、赤字続きだと閉店を余儀なくされるでしょう。
そういった意味でこれ以上店舗数が増えると損益的に厳しい状況に多くのお店が来ています。
もう一つは従業員の問題で、「人手不足」がコンビニだけでなく日本全体の問題として近年大きく話題になっています。
先にも述べましたが、日本の人口はどんどん減っていて、同時に少子高齢化が極端に進み生産人口はこの先も減る一方です、つまり人手不足は今後解消されない問題だと思います。
この状況のなかでコンビニの店舗数が増えれば従業員の取り合いになり、従業員の数が足りないお店が増えていくのは当然の結果です。
従業員の数が足りないイコールオーナーや店長、その他の従業員にそのまま負担がのしかかります。
キツくてやってられない、とギブアップするお店もでてくるでしょう。

コンビニ3社、10月既存店減収 セブン63か月ぶりマイナス

天候状況もあり必ずしも絶対とは言えないのですが、既存店が軒並み減収ということは飽和している証拠なのではないでしょうか?