24時間営業を見直し?

正式にファミリーマート本部から発表されたわけではないのですが、こんな記事がでています。

<ファミマ、24時間営業の見直し着手
あくまで実験という位置付けで、時間営業にして客数の変化や人件費などの変化などを見極めるようです。

このコンビニの24時間営業は必要かどうかの議論は、もうずっと長い間色んなところでされています。
もう10年程前なので覚えている人も少ないでしょうが、ローソンがまだ新浪社長だった頃に24時間営業をやめる方向でいると発表されかなり話題になったのですが、結局のところうやむやになり、何も変わっていません。

私はなぜ自分が経営しているコンビニで24時間営業しているか?と聞かれれば、それは本部とのFC契約で24時間365日営業する、という契約になっていて、契約書通りにやっているからと答えます。
その事は承知でコンビニ経営を始めましたし、雇われ店長で何年もやって来たので、それが普通という感覚になっていました。

もし24時間営業を勝手にやめたら、契約違反で本部から私に対して何らかのペナルティーを課されたり、場合によっては契約を一方的に解除されるかもしれません。
(それほど本部の立場は強大でオーナーの立場は低い、のですが、その事については今回は触れません)

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コンビニの24時間営業について以前もこのblog内で触れました
個人的にはコンビニで24時間営業は必要か?と問われればー、必ずしも必要ではないと思うけど、契約だからやらざるを得ない、といった考えは変わらずです。

ただ今回のファミマの内部で実験的とはいえこのような動きがあることは、これから新しい変化が起きるのではないか?と期待が生じます。
10年前と今ではコンビニの経営環境はまるで違うのです。
今コンビニ経営で一番深刻なのは人手不足ではないでしょうか?
それと最低時給の高騰による人件費の上昇もコンビニ経営を圧迫しています。
この両方の問題を解決する一つの案として24時間営業をやめる、のもありなんでしょう。
おそらくセブンイレブンは率先してとりくまないでしょうが、この問題はどこかのチェーンがやりはじめれば他も追随していくような気がします。
これまでコンビニは早いスピードで進化や変化してきましたが、今曲がり角にきているのかもしれません。

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ファミマの社員が「週休3日」を選択できる制度を導入

29日の日経新聞に出ていました。

ファミマ、介護など条件に週休3日制導入
全社員5800人が選択可

コンビニ経営をしている立場からの意見ですが、タイトルだけ見ますと、オーナーに対して喧嘩売ってんの??って感じですね。
このニュースを知って反感を覚えたコンビニオーナーや店長の方もいらっしゃったでしょう。
コンビニの多くの店舗は今人手不足で悩んでいると思います。
アルバイトの募集をしてもなかなか集まらない、シフトが埋まらないためにオーナーや店長が必然的に長時間勤務になったり、休みを返上で働かなくてはならない状況になっているお店が多いかと思います。
コンビニというお店自体が24時間365日営業で無休なわけなので仕方ないのですが、それをバックアップする本部は?というと決して24時間営業ではありませんし、365日無休でもありません。
私の知る限りでは、私のチェーンの社員は週休2日で仕事をしています、日曜日は何かない限り、しっかりと休まれておられます。
といってもSV(スーパーバイザー)クラスの話で、その上の方々の勤務状況はどうなのかは分かりません、ただSVに聞いた話では、上司は毎日夜遅くまで勤務で、休みはほとんどなし、だそうです。

日経新聞にでてた上記のニュースですが、よく読みますと、全部の社員が週休3日になるわけではなくて、社員の生活環境によっては週3日の勤務も選択できる、とのようです。
ただしまだ検討段階で正式決定ではないようです。
まぁ、週休3日といっても毎週金土日と休みになるわけではなくて、大抵は休みが週に2日で、月に一週程度3日間の休みがある週がある、といった程度だと思われます。

こうして本部社員の労働環境はよくなるのに、オーナー側の労働環境や経営状況がなかなか良くならない現状は如何なものかな?と思わざるをえません。

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コンビニ店長は休みが取れるか?

世間一般でのコンビニの店長やオーナーのイメージというと、24時間営業で大変そう、とか、休みがなさそうで大変だね、といったよくない印象が多いようです。
では実際にはどうなのか?
私の知る限り人により、です。
本当に休みなく毎日毎日10時間以上お店にいるオーナーさんもいます。
毎日毎日10時間以上でなくても、ほとんどのコンビニオーナーさんは年間でほぼ休みなくお店にいるのではないのでしょうか?
ですが、中には週2日しっかり休みを取られている方もいますし、店長を雇ってお店にはほとんど来ないオーナーさんもいます。
私はコンビニの店長を始めた頃はオーナー店の店長として雇われたのですが、そこのオーナーさんはほとんどお店に顔をださない方でした。

どうすれば休みを取れるのか?
一つは、従業員をしっかりと育てて、自分がいなくてもある程度お店を回せる状態にしておくことです。
従業員を育てることはコンビニに限らず、どこの職場でも同じでしょうが、特にコンビニの場合は社員ではなくてパートさんやアルバイトさんをメインに雇わなくてはならないので、その人たちをいかに戦力化するかが大事です。
私もあまり人の事は言えないのですが、店長やオーナーは自分で何でもやろうとしまいがちで、パートさんは基本的な業務(例えばレジ接客とか清掃、品出し)をこなす以上のことまで教わってない場合が多いです。
発注業務だったり、精算業務だったり、もうワンランク上の業務を任せられる人がいれば、自分が出なくてもお店を回せることはできるでしょう。

もう一つは、自分が休むことにより経費(人件費)は膨らみますので、それでもよいか判断できる事です。
例えば自分+パートさん1人の計2人でシフトをやりくりしている場合、自分が休む時には1人分の人件費が余計にかかります。
自分が10時間入っていたら、例えば時給800円だとして一日当たり8000円の人件費が増加します。
人件費が増えれば、その分の利益は減ります。
毎月利益が十分にでているお店は毎週この8000円の負担があっても大して痛くないのですが、売り上げがあまりよくないお店は利益も当然低いので、そこをどう判断するか?です。
雇われ店長さんは、完全な歩合制で雇われてない限り、月給は変わらないので、ある程度の利益を残せれば休みを取れるような体制を築くべきでしょう。
ただ、私もですが経営者であるオーナーが店長をしている場合、自分が頑張れば手取りも増えることになりますので、凄い儲かってるお店ではない限り、休まずに頑張ってしまいがちです。

最近は特に労働者の労働時間や残業時間について世間的に注目されていますが、大半のコンビニオーナーや店長からしたら、何の話だ!?と言った感じではないでしょうか?
ただ我々も人間なので、経営者とはいえあまりに長時間労働したり、休みがなかったりすると壊れてしまいます。
体も壊しがちですし(私は腰が弱い)、精神的にも壊れてきます。
その辺を考えて、オーナーさんはシフトのやりくりと自分の休みをうまく調節する事も大切でしょう。

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深夜の営業について

私はコンビニの24時間営業は不要だと思うが、本部との契約なので深夜も営業してる、と先日書きました。
深夜営業を辞めたら困る人も中にはいるわけで、そのうちの一人が今夜勤で働いているスタッフだと思います。
うちのコンビニでは夜勤専属のスタッフが一人いて、彼に週6日夜勤をやってもらってます。
もう1日は私ともう一人で交代して入ってます。

うちのコンビニでは深夜は23時を過ぎれば早朝の5時くらいまでお客様は少ないです。
1時間当たり一桁台がほとんどで、0の時もあります。
繁華街や高速道のSAを除いて、ほとんどのコンビニがそんなものだと思います。
この時間に働いているスタッフは何をしているかと言いますと、
おにぎりやサンドイッチなどのフードが納品されますので、それらを検品して棚に並べたり、
床やトイレなどの清掃をしたり、
中華まんの蒸し器や、揚げ物などのファーストフーズが入った什器の清掃や、フライヤーの清掃、
コーヒーマシーンのメンテナンス、
売り場の品出しをしたり手直し、
雑誌や新聞が早朝に納品されるので、それらを並べる、
早朝になったら、中華まんの仕込みを行う
などが挙げられます。
もちろん、その間にお客様が来店されれば、レジも行います。

24時間営業をやめれば、これらの業務を違う時間に持ってこなければなりません。
特にフライヤーやコーヒーマシーンなどは日中は需要が高いので電源を落とすわけにはいきません。
また、お客様も多く来店されるので、フライヤーの清掃に割く時間があれば、レジ接客したり、売り場の手直しをした方がいいでしょう。
そして何より経営している者として心苦しいのは、今頑張って夜勤を入ってもらっているスタッフの雇用を奪うことです。

深夜の営業をしていて怖いのは、強盗が来るのではないか?という問題があります。
幸いにして私は10年以上コンビニ店長をやっていますが、一度も強盗被害には遭ったことがありません。
うちも田舎とはいえ、数年ごとにコンビニ強盗がニュースになったりします。
まぁ強盗については日ごろから対策はしているので、絶対にないとは言い切れませんが、夜勤者には絶対に抵抗はしないで、命だけは落とさんようにね、とは話してあります。

24時間営業

今年に入ってからファミリーレストランの24時間営業の見直しがされているみたいですね。
「ロイヤルホスト」は先月で全店舗で24時間営業をやめたみたいです。
「ガスト」などの「すかいらーく」グループも4月までに225店で24時間営業をやめるみたいです。
背景として一番にあるのは慢性的な人手不足や、長時間労働が問題視されていることでしょうか?

私が学生の頃は既にコンビニはもちろん、牛丼チェーンもファミレスも24時間営業していました。
スーパーも「ダイエー」や「マックスバリュー」や「西友」などで24時間営業していたお店もあったと記憶してます。
ただ、私自身田舎でしか生活したことがないので、他にも24時間営業しているお店はあったと思います。

数年前に牛丼チェーンの「すき家」で深夜のワンオペ(いわゆる一人勤務)が問題となり、一定期間深夜営業を取りやめてたことがありました。
今では普通に深夜も営業してますが…。

コンビニを経営している者として、コンビニでの24時間営業は必要か?と問われれば、あくまで個人的な考えですが不要だと思います。
ですが、私は本部との契約に沿う形で24時間営業をしていますし、不要だと思うと書きましたが、24時間営業を自発的に辞めることはないでしょう。
矛盾しているようですが、契約なので深夜も営業してますよ、と。

よく真夜中にお客さんは来るのか?と聞かれますが、夜中の2時だろうが3時だろうがお客様は0ではありません。
日によっては2時台が0人だった、という日もありますが、夜中だろうがお店の前を車は通りますし(数は昼間に比べたら圧倒的に少ないですが)、近くで24時間稼働している工場もあります。
ただ深夜に来店される方にとって、コンビニは24時間営業しているから来店されるのであって、もし営業時間が23時までだったとしたら、人は23時閉店に合わせて必要なものを閉店時間前までに買いに来るでしょう。

コンビニ本部にとってみれば、ファミレスが全店24時間営業をやめたくらいで、「じゃあ、うちも深夜は営業をしないようにするか」という風には絶対になりません。
むしろ世間は人手不足が深刻なので、人材が流れてくるチャンスと捉えてしまうだけでしょう。
2008年くらいだったと思うのですが(うろ覚えですみません)、京都市で店舗の24時間営業を取りやめる条例をつくろうとする動きがありました。
その時にうちのコンビニチェーン本部は猛反対して、京都市内のオーナーさんの署名を集めたこともあったみたいです。
よほど国が動かない限り、コンビニで24時間営業がなくなることはないと思います。